穏やかな風景
今日は午前中、息子と
「僕のワンダルジャーニー」
という映画を見に行った。
すごくいい映画だった😊
前作より数倍面白くて、泣けた。
何回も何回も生まれ変わる、ベリーという犬が主人公。
生れかわる度に、大好きなご主人を探して、主人のために出来ることを、一生懸命に頑張るのだ。
ベリーは、何度となく生まれ変わるのだが、それにはもちろん、死があるわけで。
毎回、毎回ベリーは、大好きな人たちのタメに、懸命に生きて、愛されて、死んでいく。
だから泣けちゃうんだけど、後味の悪い死に方じゃなくて、ちゃんと人生を全うして死んでいくのだ。
犬って、本当に無条件に愛してくれる。
そこは、息子と一緒💓💞
家に帰れば、クルクル回りながら、愛情いっぱいのおかえりなさいを、毎日してくれる。
彼らは人を愛することを全うして死んでいくのだと思う。
純粋に。
出来るだけ幸せな一生にしてあげたいと、人間側も思うのは、それを理解しているからだ。
私の家は川の近くにあって、犬の散歩は川沿いを歩く。
川沿いで、ギターの弾き語りを練習しているカップルがいた。
川のせせらぎと、ギターの弾き語りと、秋風と犬の散歩。
なんだか映画のワンシーンみたいで、
なんて穏やかで、幸せな時間なんだろう。
と思ってしまった。
人生の底に落ちたのが、32才。
それからも、1000回信じて、1000回裏切られてきた。
そこの底をずーっと歩いて、もがいて、自分も人も傷つけてきた。
ようやく穏やかな、幸せな時間を噛み締められるようになって。
私は今、幸せなんだと実感した。
このまま、穏やかに生きていきたい。